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もし、こんな校長先生だったら、興奮するくらい学校が面白くなるかも!
(配信日時:2018/09/03 19:52)

元気な人はまあいいや。
今日は、元気じゃない人だけに話をしよう」



 9月1日の第2学期始業式。千代田区立麹町中学校校長の工藤勇一氏(57)は生徒たちの前に立ち、そう話し始めた。

どんな学校にもある「校長先生のお話」だが、麹町中学校のそれはおそらく、多くの大人たちが思い返す光景とは異なるだろう。

 演台のスクリーンには工藤氏がこの日のために作ったパワーポイント資料が映し出される。

リモコンでスライドをめくると、大きな砂時計の絵が現れた。



「夏休みが終わってしまい、『やることがたくさんあって嫌だな』と思っている人が多いかもしれない。

砂時計に例えるなら、上の部分にまだまだたくさん砂が残っている状態だね」

「ここで、砂時計の真ん中あたりを拡大して見てみよう。



砂がたくさんあっても残り少なくなっても、下に落ちるスピードは変わらない。

人間も同じで、やることがたくさんあってもほとんど片付いていても、進むスピードは同じなんだよね」

「やらなきゃいけないことがたくさんあるときは憂うつになって、進むスピードが遅いと感じてしまうことがある。



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