【バックナンバー】NKメディコ予防医療メールマガジン
バックナンバーライブラリ
対象年月の選択:
【NKメディコ予防医療マガジン修正版】HDLも悪玉に?どうなるコレステロール論争
配信日時:2017/12/01 18:00
**** 様

11月30日18:00に配信させていただきました
本メールマガジンについて一部誤植がございましたので
訂正版をお送りさせていただいております。

●前段に「社内確認用~」の文章が入ったまま送付しておりました。
●メディア掲載の事例について「週刊ゲンダイに掲載」と
記載しておりましたが、正しくは「週刊ポスト」の誤りでございます。

混乱を招き、関係者様には
ご迷惑おかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
┌─────────────────────────────────┐
 NKメディコ予防医療メールマガジン Vol.0032
└─────────────────────────────────┘
 今日のコンテンツ
 1.直近のメディア掲載事例
 2.HDLも悪玉に?どうなるコレステロール論争
 3.編集後記
└─────────────────────────────────┘
※名刺交換をさせて頂いた方々及び弊社メルマガへ登録頂いた方々へ配信しております。
※バックナンバー: http://backnumber.lox-index.com (password: slox1lab)
※Facebookページ: https://facebook.com/loxindex
┌─────────────────────────────────┐
 直近のメディア掲載事例
└─────────────────────────────────┘
まずは直近のメディア掲載事例よりご紹介します。

週刊ポスト11月24日号特集記事
「血液検査革命 脳梗塞、心筋梗塞、認知症の判定も可能」
https://www.news-postseven.com/archives/20171114_628899.html
LOX-index検査と弊社で取り扱っておりますサインポスト、
MCIスクリーニング検査が、最新の予防検査として特集に取り上げられています。

最近はこういった取材を頂く機会を増えてきており、
新しい検査への関心が世の中的にも高まってきていることを感じております。
今後、弊社としても予防医療のさらなる普及に努めてまいります。
┌─────────────────────────────────┐
 HDLも悪玉に?どうなるコレステロール論争
└─────────────────────────────────┘
さて、今回は善玉コレステロールとして知られている
HDLコレステロールに関して、新しい知見が出ておりましたので
触れてみたいと思います。

HDLコレステロールというと健康診断では当たり前の検査として
測定をされているかと思います。
LDL=悪玉、HDL=善玉といった表現で一般の方にも浸透し
動脈硬化の指標として広く認識されているのでは無いでしょうか。

もちろん、LOX-indexのメカニズムからも示唆されていると通り、
LDLは単純に量の多い少ないではなく、
その質をきちんと捉えていくのが重要であると思われますが、
今回はLDLではなく、HDLの方に注目していきたいと思います。

そもそもHDLコレステロールの働きとしては血管内部の抹消組織で余剰になった
コレステロールを肝臓へと運ぶ作用に関係をしており、
抗炎症作用や抗酸化作用を持つ物質として善玉コレステロールと呼ばれています。

しかし、そんな善玉としての機能を持つはずのHDLも
動脈硬化を起こしている状態だと「悪玉」として機能するということが
2017年10月12日神戸大学大学院医学研究科の篠原正和准教授らによって、
そのメカニズムが発表されました。

以前から動脈硬化を起こしている人ではHDLコレステロール自体の
機能が低下していることは確認されておりましたが、
なぜ機能低下を起こしてしまうのか明確なことが分かっておりませんでした。
今回の研究ではその疑問を明かすべくHDLの構成成分の質や機能について
健康な人と動脈硬化患者を対象として血中HDLの比較分析を行ったそうです。

その結果、HDLと炎症抑制や生体防御を担う
白血球の一種「マクロファージ」の相互作用が明らかにされました。

研究によると通常、マクロファージが体内で活性化すると、
「LTB4産生酵素5-リポキシゲナー(5-LO)」という酵素が発生します。
この酵素は強い炎症を引き起こす「ロイコトリエンB4(LTB4)」という脂質の
生産を促す機能を持っているそうです。

これが、健康な人であればHDLがマクロファージに取り込まれることで、
この5-LOは分解されて脂質の増加や炎症は抑制されていました。
その一方、動脈硬化患者では、HDL表面にLTB4が生成されることが分かりました。
そして、このLTB4の影響で、HDLがマクロファージへも取り込まれなくなります。
これにより、活性化したマクロファージの5-LOも分解されず、
慢性炎症が持続することが明らかにされました。

マクロファージに取り込まれなかったHDLはどこへ向かうのか。
この点については、変性したHDL(dysfunctional HDL)が
LOX-1に結合する性質を持っていることが以前より確認されております。

やはり、動脈硬化という病気に関しては、LDLはもちろんですが
HDLについても単純な量でだけでなく、その質を見るというのが
今後の予防戦略としては大事になってきそうですね。

神戸大学の研究発表ページ↓↓
http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2017_10_12_01.html
元文献はこちら↓↓
https://www.nature.com/articles/s41598-017-13154-0
HDLとLOX-1の結合についての元文献はこちら↓↓
https://www.jci.org/articles/view/42946
┌─────────────────────────────────┐
 編集後記
└─────────────────────────────────┘
今回はHDLコレステロールの機能不全に関して最新の研究成果を
ご紹介させていただきました。

動脈硬化の指標について善玉として信じられてきた
HDLの中にもやはりクセ者が存在しているようです。
今後、この変性HDLをいかにして見つけていくかは
動脈硬化の治療、予防には重要なカギとなってきそうです。

以上、最後までお読み頂きありがとうございます。
次回配信は12月後半を予定しております。
引き続き、よろしくお願い致します。

──────────────────────────────
□発行:NKメディコ株式会社
□URL:http://lox-index.com/
□SNS:https://facebook.com/loxindex
□このメールマガジンを許可無く転載することを禁じます。
□メルマガ登録解除はここへアクセスしてください。
(バックナンバーのため省略)
──────────────────────────────
COPYRIGHT (C) 2016 NKmedico ALL RIGHTS RESERVED.
先頭へ戻る