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    配信日時:2021/04/17 05:00
    ****さま


    From:山極毅 @お台場のコンサルティングルームより

    今日の話は、妻(山極いく子)が経験した実話です。


    バイトとしてたけど、まったく仕事ができなかったアヒルちゃん(仮名)が、妻のある育成方法によって大成長を遂げた話です。

    最終的にアヒルちゃんは、3つ星レストランのジョエルロブションに就職するまでに長しました。


    この育成方法は、心理カウンセラーならではの方法と思われるかもしれません。

    しかし、アヒルちゃんの育成をしている時、妻はまだカウンセラーではありませんでした。

    つまり、あなたにも出来る方法です。ちょっと読んでみませんか?


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    私が前に結婚していた時は、旦那さんがイタリアンの小さな20席ぐらいのお店をやっててて、そこでシェフをやっていました。

    その時、ホール係のアルバイトさんを何人かお願いしてたんですね。

    で、いろんな子たちが出入りしていくんですけれども、あるとき調理師学校のシェフから、ある女の子をちょっと面倒見てくれないかって言われたんです。

    そういうきっかけで採用した、その女の子がアヒルちゃんです。


    個人店の小さなお店なんで、いろんな仕事が見れるという利点もあって、彼女も納得してきたんですね。

    最初のうちは、どの子もそうなんだけれども、慣れないし仕事の流れはつかむまでてんやわんやするのは、もうどうしょうもないんですけど、その子も例に漏れずてんやわんや。

    他のバイトというのは、別に飲食業の子ばかりでもないし、専業主婦からバイトしてた子とかもいるんですけど、その中でも一番仕事ができない子だったんですよね。

    ランチタイムがすっごい忙しいというか、結構その地域ではナンバーワンなぐらい人気のイタリアンのお店だったんです。


    多いときは3回転くらい。

    普通でも2回転くらい回せちゃうぐらい、動かないといけないんです。

    その中にアヒルちゃんもいたんですけど、もうみんなの足を引っ張る引っ張る(笑)

    物を割ってしまったりとか、スープをこぼしてしまったりとかして、余計に仕事を増やしてみんなの足も引っ張るし、ご本人も目が泳いでて冷や汗かいてるような形で、大丈夫かな?みたいな。

    予約の電話を取るのも間違えるし、テンパって何言ってるか横で聞いてても分からないし。


    私は、今までいろんなアルバイトさんの教育係をしてきたんです。

    学生の頃もアルバイトの私自身が、アルバイトの後輩たちのなぜか教育係の立場になるんですけど、その時とかそういう子を見たら意外とできないやつだなって言って、結構パワハラ気味なことをしたりとかもしてたんです。

    でも、自分のお店だし、経験も積んで大人になったし、ちょっと待ってよと思ったんです。

    そんなことしたって、自分の仕事自体楽しくないなって。

    できない子を徹底的にできないというふう追い込んだって、その子は萎縮するばっかりで、自分も仕事ラクにならないし怒ってばかりで面白くないなって。


    この子はできる子なんだ!という目で見た方が、自分も前向きになれて仕事も楽しくなって、やっていけるんじゃないかなって思うようにしたんです。

    自分が楽しくなるために、この子はできる子なんだ、という前提で見てみようということにしたんです。


    ある日、アヒルちゃんがアルバイト入っているときに、私もヘルプで入ってあげたんですけど、その日のバタバタも終わって、お昼ご飯をまかないでみんなで食べるんですね。

    まかない食べてるときに、それまでの過去の私ですけどパワハラ気味な私だったら完全無視、というか相手にしないというか意地悪はしないけどもあえて触らない。

    私も疲れていたんだけど、その時はざっくばらんにご飯食べながら、仕事とかしんどいよね!とか言ってお友達っていうか、そういう風にしゃべりかけてたんです。

    あひるちゃんも、最初は申し訳なさそうに言っていて、全然ご飯食べても楽しそうな顔してなかったんだけども、1回か2回ぐらいお昼ご飯一緒に食べてました。


    休憩時間にまだ一緒にずーっとしゃべってたら、実は彼女はうつを患っていた過去があるっていう話になって、まだ私はカウンセリングの仕事をしてなかったし勉強もしてないので、ふーんって聞いてました。

    そしたら、夜も眠れないぐらい病気で苦しくて、ずっと不眠症で1日に1~2時間しか寝れない時があったんですよ!って笑いながら言ってて。

    まだ21歳とかね、そんなんでそんな睡眠時間って私にとってはあり得ないと思う(笑)


    彼女は寝れないときに、どうせ寝れないんだったらパン作ろうと思って、夜中から手ごねでパンを作り出したらしいんですね。

    それいいね!って、それはわざとじゃなくて本当に肯定していくほうが楽しいから、肯定して聞いてたらその子の携帯にそのパンの写真が全部取ってあったんです。

    それを見せてくれたんです。


    こんな感じです、とか言って見てみたらすごい上手で、カワイイパンがいっぱいあったから、思わずめっちゃ可愛いやん、と言いました。

    可愛いとか、すごい上手とかって言ったら、今度作っておきましょうか?と言ってくれて。

    でも、今もう寝れるんでしょう?と聞いたら、今でもたまに作ります、ということだったので、じゃあお言葉に甘えて無理のないようにお願いしたんです。


    そしたら、次のバイトのときにうれしそうに持ってきてくれて、持ってきてくれたときのパンを入れてた袋とかも、すごい可愛くて、そこにまた手紙みたいなメッセージカードが挟まってて、これまたちょっと手書きで可愛かったんです。

    すごいじゃん!すごい才能あるじゃない。


    うちは小さいお店でしたから、メニューとか手書きの部分があったりとか、日替わりメニューとかがあるから、それは手書きにしてたんですね。

    最初は、シェフが書いたんだけど、黒い文字で書いただけだったり、Wordで打ったやつをお客さんに配ってたんですけど、私がそれじゃあまりにも味気ないし、お店の雰囲気と合わないから、ちょっと手を加えて色鉛筆でちょっと色をつけたり、お金のかからない範囲でちょっと工夫してたんですよ。

    それをアルバイトの子たちにお願いしてたんだけど、それって簡単にできるようでできないことなんですよね。


    バイトもこんなのが最初から仕事の内容に入っていると思わないから、だいたい嫌な顔をされてたんですけど、あたしが1つモデル作ってるから、真似してやってって言ったらずっと同じパターンのものができてたんです。

    そこで、アヒルちゃんに、メニューを書いて欲しい、って言ったらいいですよって。

    やっぱりちょっとかわいいし、私とは違うテイストだけど好みの出来栄えだったんですよね。


    私は、お店がすっごい忙しいときとかに、アヒルちゃんに切り盛りしてもらうというのは、もう求めなかったんです。

    本来だったら、シェフとか私がお客様のテーブルでちょっと料理を説明したり、ちょっと雑談したりするののがお客様へのサービスだったりするんです。

    だから、その間にバイトさんには洗い物をしてもらったり、細やかな雑務になるんですけど、そういう動きをしてもらうっていうのが、流れだったしこっちが求めていたことなんです。


    でも、アヒルちゃんには、それは諦めるというか、動きまくるのは私がすることにしました。

    でもその間に、彼女にはメニュー書きをやってもらったり、テーブルにオーダーを取りにいってもらうんですけども、そのときに私がお客さんとしゃべっているのを見てて、アヒルちゃんがそれをマネしだしたんですね。

    お客さんに、私が言ってたようにサービスしだしたんですよ。


    それがすごく穏やかで、お客さんにとってはすごいゆったりとしていて、良かったんですよね。

    他のバイトには、一言ちょっと心を込めたようなことを言ってあげて、って一応言うんですけどやっぱりできないですよね。

    でもアヒルちゃんは、それが抜群にうまかったんですよ。


    お客さんからしたら、ずっと待たされてるってクレームのもとになるんですよね。

    だけど彼女に外回りのそれをお願いしておくと、時間稼ぎをしてもらえるんですよ。

    お客さんも、それには気づかないんです。

    しかも満足度が上がるんですよ。


    私はそのあいだに別のオーダーを取りに行く。

    本当だったら私が1つオーダーをとっている間に、バイトは3つ4つ取ってきてほしいんですよ。

    だけど逆にアヒルちゃんが1個オーダーを取って、ゆっくりお客さんを丁寧にケアしている間に、私が4つ5つぐらい仕事するみたいな。

    それでシェフで汗かきながら走り回る。


    でも、別にそれでお客様が満足して、お店が盛り上がればいいじゃないですか。

    それを続けていたら、彼女も生き生きしだして、最初はおどおど冷や汗ダラダラ、顔色なんか蒼白みたいな感じで仕事したのが、ニコニコしてパンをしょっちゅう作ってきてくれて。

    そのうちに厨房の中に入って仕込みも手伝えるようになったし、仕事の範囲が増えてきて彼女も生き生きしていたら、私たちからすれば一番アルバイトとしてありがたい存在になった。


    育っていったというか輝いていたって感じ。

    それって最初のアルバイトに期待していた仕事だった。

    私たちが私たちじゃなくてもいい雑務みたいな感じ。

    要は私とシェフのサポートですよね。


    私はあまり動かない。

    重要なところはもちろん私が行く。

    メインとか、ちょっと大事なお客様とか。

    だけどアヒルちゃんが入ってきたときは、逆をしたんです。

    私が彼女の補佐をするみたいな。


    そしたら彼女は生き生きとして、お客さまもすごい喜びだして。

    最初はお客さんは少なかったんですけど、夜の営業のお客さんも増えてきたんですよ。

    彼女と私とシェフ三人が、いい感じだったから。

    3人がいい感じで回ってるし、和気あいあいとして一生懸命働いているという空気がお客様に良かったんだと思います。


    アヒルちゃんは可愛いらしいし、本当に天然な感じで、大企業とか大きなレストランで厨房も大きくてスタッフもいっぱいいる中にいたら、たぶんすごい癒し系になるなと。

    その後、調理師学校を卒業するときに、本当によくできる子だったからウチに就職しない?って本気で誘ったんですよ。

    だけどアヒルちゃんはやっぱり若かったし、うちのバイトですごく自信も付いたし意欲も湧いちゃったんで、すごいお店を目指しだしたんです。

    京都の老舗の料亭、あそこに入りたいみたいな。


    知ってる人は知っている、歴史ある料亭に自分の親を連れてご飯を食べに行って、料理長に直談判するというそこまで頑張ったみたいです。

    抑うつで眠れなかった過去が信じられないでしょ?

    そこの本店には入れなかったんだけど、姉妹店で就職させてもらえるんです。

    その心意気を料理長もわかってくれて、そこは日本料理だし住み込みだし朝から晩までだし、ほんと丁稚奉公で安い給料でやるんですよ。


    彼女もまあまあしんどかったと思うし、次の目標ができたので次はフランス料理でまたすごい名前のところ、ジョエルロブションに目をつけだして、またそこに直談判に行ったみたいです。

    料亭には、料理人じゃなくてサービスの方で入ったみたいで、私としてもアヒルちゃんは、料理人よりもサービスの方が絶対向いているとは思ってました。

    自分は結構、適性を見抜いていたんじゃないかなと思うんですね。


    その後はもうちょっと連絡なくなっちゃったんですけどね。今頃どうしてるかな~?


    最初は全然仕事ができなくて、昔の私ならシカトしていたようなレベルの子なんだけど、考え直して何かいいとこないかな~、と考えたのがきっかけでしたね。

    パンを作ってきたときに挟まっていた、小さな包装とかメッセージとかすごくかわいくてセンスがあった。

    メニューを作ったらものすごくいい出来栄えだったし、気がついたらマダムの接客を真似し始めて、お客さんの評判が上がってお客さん客数が増えた。


    つまり、出来ない子でも、この子はできる子なんだという目で見ること。

    本当にバイトさんには、いろんな人が入ってきましたけど、それまでに結構大企業でテキパキ働いていた方が、1回結婚して子供ができて、お金もいるし社会に復帰したいからといってお店に来た人とかは、最初から結構要領よく働いてくれる。

    言ったこともすぐ理解してくれるし、そういう人が私たちからしたら使いやすい人かと言われると、逆にちょっと高飛車になっちゃったりとかすることもありました。


    私は前、大企業にいたんだよみたいなのがあって。

    だからわかんないんですよ。最初できる人だからといって、ずっといい状態を保てるかどうかは、またそれはその人なりの対応の仕方をしないといけないと思います。

    そういう人たちから比べたら、できない新人が入ってきたとしても、ずっとその子がそのまんまできないことは限らない。

    人によって成長の度合いも違うんじゃないかな?


    私が得た教訓は、すべての人はできると思って生きることに価値がある。

    それを前提にしましょう。そして始めて見えてくるものがある。

    自分がそう思わないから、そう見れないだけじゃないかなと。。。


    だって仕事って、ひとつのプロジェクトをやるしても、いろんな仕事があるじゃないですか。

    だから別にこれが誰がやらなきゃいけないとか。

    シェフだから料理作るのは絶対だとしても、その中でも材料を切るとか、盛りつけるとか、細かく仕事って分かれてるはずなんですよ。

    本当にその仕事を必ずその人がやらなきゃいけないのかな?って。


    そこの先入観を消せば、適材適所の穴が開きだすから、そこにはめればいいだけ。

    そう、適材適所の穴が開きます、という感じかな。


    リーダーとかトップとかやって人事を決める人とかに、こうれはこうだ!という固定概念があると、本当の適材適所なんてできないんじゃないかな?と私は思ってます。


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    以上、人事コンサルの私としても、非常にタメになる話でした。


    出来る前提でその人を見る!とても素敵な考え方だと思いませんか?

    では、良い週末を!


    山極毅


    P.S.
    あなたの会社の隠れた逸材に活躍してもらう方法はこちらです。

    https://youtu.be/JxOnh4bzQkg


    P.P.S.
    今日も最後まで読んでいただきありがとうございます ^ ^

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